疑問詞「疑問代名詞」 “who”(誰)の使い方 例文で文構造を解説

「疑問代名詞」 “who”

疑問詞は、「疑問代名詞」と「疑問副詞」、「疑問形容詞」に分けることができます。

疑問詞についての解説はこちら↓

(現在準備中です。少々お待ちください。)

相手に尋ねたい事が「人」や「物」等の名詞の場合には「疑問代名詞」を使用します。

疑問代名詞は、who(誰)、what(何)、which(どちら)と3つあり、今回は “who”の使い方についての解説をします。

疑問代名詞「who」の使い方

疑問詞の「who」には「主格」「目的格」「所有格」の3種類の使い方があります。

主格・who

「誰」なのかを尋ねる時に主格のwhoを使います。

Who is the man?
「その男性は誰ですか?」
He is Tom.
「彼はトムです。」

Who can speak English?
「誰が英語を話せますか?」

Who lives in Nasu?
「那須に誰が住んでいますか?」

疑問詞が主語の時,疑問詞の後には肯定文の語順となります。
「do」や「does」は使いません。

上の文章では、“Who”が主語、その後は肯定文になっています。

※注意点
「who」は単数扱いなので、動詞には三単現のsを付けます。

Who knows the secret formula of Coca-Cola?
「誰がコカ・コーラの秘密の製造方法をしっていますか?」

Who are the original band members of Judas Priest?
「ジューダ・スプリーストのオリジナルメンバーは誰ですか?」
「Judas Priest」はイギリスのヘヴィメタルバンドです。

be動詞の後が複数形の名詞 “ members”となっています。その為be動詞は “are”となります。

目的格・who(whom)

「誰を~?」といったwhoが動詞の目的格となる場合についてお伝えします。

Who did you see?
「あなたは誰を見ましたか?」
I saw my mother.
「私の母を見ました。」

Whoが動詞の目的語となっていますね。

このような場合は「who + 疑問文」の形になります。

【目的格・whom】
Whoの目的格はwhomになります。そのため下記の文が正しい言い方です。

Whom did you see?

「あなたは誰を見ましたか?」

しかし、カジュアルな会話では “Who did you see?”と「who」を使う方が多いです。

「whom」は形式に厳格な場合に使用します。

所有格・whose

「誰の物?」と尋ねたい時はwhoの所有格であるwhoseを使います。

「誰の~」という意味を表す時は、「whose + 名詞」となります。

Whose guitar is this?
「これは誰のギターですか?」
It’s mine.
「私のです。」

Whose responsibility was that?
「あれは誰の責任でしたか?」

最後に

「疑問代名詞」 “who”についてご理解いただけましたでしょうか?

実践的な英語は何度も声に出して練習し、伝える力・聞き取る力を身に付ける必要があります。

実際に声に出して発音し、自分の意見を伝え、ネイティブの方の返事を聞き取ることができるよう練習をしましょう。

※記載した英文はイギリス人の英語の先生に添削してもらっていますが、誤字・脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

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