今回は英語での命令文の作り方について解説します。
日本語で言うと「~して!」や「~するな」といった表現です。
命令文の作り方
命令文の作り方は数パターンあります。
文の最初に動詞の原形
まず一つ目は、文の最初に動詞の原形がくるパターンをお伝えします。
「動詞の原形+〜.」で「~して」、「~しなさい」といった文になります。
Be quiet!
「静かにしろ!」
Read this manual.
「このマニュアルを読みなさい。」
Take this medicine two times a day.
「一日に二回この薬を飲んで。」
Wait a minute.
「ちょっと待って。(1分程度)」
Believe me.
「私を信じなさい。」
Look at the blackboard.
「黒板を見て。」
否定の命令文
「~するな」といった否定の命令文を作るには、“Don’t”を使います。
「Don’t + 命令文」という形になります。
Don’t be shy.
「恥ずかしがらないで。」
Don’t be afraid.
「恐れるな。」
Don’t be late.
「遅刻しないで。」
Don’t swim in this river.
「この川で泳ぐな。」
丁寧な命令文
命令文をより柔らかい表現にする方法をお伝えします。
「静かにしろ!」をより柔らかい表現にすると「静かにしてください。」になりますね。
Please + 命令文
丁寧な命令文にするには“please”を使います。
Be quiet!
↓丁寧な文に
Please be quiet.
「静かにしてください。」
「please + 命令文.」の形になります。
Please close the door slowly.
「ドアをゆっくり閉めてください。」
Please finish this work by Friday.
「この仕事を金曜日までに終わらせてください。」
by:~までに
Please feel free to ask me.
「お気軽にお問い合わせください。」
feel free to 〜:遠慮なく〜する
Please don’t hesitate to call us.
「お気軽に(遠慮せずに)お電話ください。」
hesitate:遠慮する、ためらう
Please have a seat.
「どうぞお座りください。」
命令文 , Please.
「命令文 , Please.」でも丁寧な命令文になります。
“please”の前に「コンマ」を置きます。
Be quiet, please.
「静かにしてください。」
Use this pen, please.
「このペンを使ってください。」
最後に
命令分の作り方をご理解いただけましたでしょうか?
実践的な英語は何度も声に出して練習し、聞き取る力を身に付ける必要があります。
質問や意思を伝える事ができても返事を聞き取ることができないといけません。
実際に声に出して発音し、自分の意見を伝え、ネイティブの方の返事を聞き取ることができるよう練習をしましょう。
※記載した英文はイギリス人の英語の先生に添削してもらっていますが、誤字・脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。