前回は動詞の「be動詞」とは何か・「be動詞」の現在形の英文法についてお伝えしました。
「私は〇〇だった。」「彼は〇〇だった。」といった過去の文章を作るには、「be動詞」の過去形を学ぶ必要があります。
今回は「be動詞」の過去形を学びましょう。
「be動詞」の過去形
まずbe動詞の現在形と過去形を見比べてみましょう。
主語(S) | be動詞(現在形) | be動詞(過去形) |
I | am | was |
you | are | were |
he / she / it | is | was |
we / they | are | were |
Sam(人名) | is | was |
主語が単数形の過去形は「was」に、複数形の過去形は「were」となります。
例外として“You”は単数形・複数形どちらとも「were」となります。
【現在形】
I am a teacher. 「私は先生です。」
↓
【過去形】
I was a teacher. 「私は先生でした。」
【現在形】
You are a guitarist. 「あなたはギタリストです。」
↓
【過去形】
You were a guitarist. 「あなたはギタリストでした」
「be動詞」過去形の否定文
be動詞の過去形で否定文を作るには、「was」や「were」後に “not” を入れましょう。
【be動詞の過去形 + notの短縮形】
was not → wasn’t
were not → weren’t
She was not a singer.
「彼女は歌手ではありませんでした」
It was not sunny yesterday.
「昨日は晴れではありませんでした。」
They weren’t in the room.
「彼らはその部屋にはいませんでした」
I wasn’t a security guard at the bank.
「私はその銀行の警備員ではありませんでした。」
security guard:警備員
「be動詞」過去形の疑問文
「be動詞」過去形の疑問文の作り方は、現在形と同じです。
「be動詞」の過去形を最初にして、最後に「?」を付けます。
Was he a lazy worker?
「彼は怠慢な労働者でしたか?」
Yes, he was. / No, he wasn’t.
「はい、そうです。」 / 「いいえ、違います。」
Were they tired then?
「その時彼らは疲れていましたか?」
Yes, they was. / No, they wasn’t.
「はい、疲れていました。」 / 「いいえ、疲れていませんでした。」
最後に
動詞の「be動詞、」過去形、否定文・疑問文の作り方が分かりましたでしょうか?
英会話の実践で使うには、伝えたい英文を何度も口に出して練習することが重要です。
文法の構造を理解して何度も音読し、実践で使える英語を身に付けていきましょう。
※記載した英文はイギリス人の英語の先生に添削してもらっていますが、誤字・脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。
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